(番組ガイド誌「ジュエリー☆GSTV番組表」 2018年3月号掲載)
【石ガール通信】第三回 石ボーイ通信!
3月14日はホワイトデー。
バレンタインの「お返し」はもう決まりましたか? スイーツ? 花束? それとも…?
とあるランキングによれば、「絶対に喜ばれる本命へのお返し」不動の第一位は、ジュエリーなんだとか。
そこで今回は「石ガール」改め、GSTVを代表する「石ボーイ」たちが緊急参戦!
ホワイトデーのお返しにはどんなジュエリーを選べばよいか、プロの目からアドバイスします。
大事な人にはダイヤモンドを!
辻直樹さん
軽快なトークで笑いとジュエリーの魅力を届けるMC、辻直樹さん。ご自身も誕生日や記念日にはジュエリーを贈ることが多いそうで、初めて贈ったのは何と高校1年生の時。生まれて初めて出来た彼女の誕生日に、誕生石のムーンストーンのリングをプレゼント。ところが…!?
「ある夜ケンカして、池に向かって投げられたんです。今、思うと、空中でシラー(光の反射現象)がきれいに光ってましたね。キラーって(笑)」
その彼女とは今でも友人として交流があり、驚いたことに…!?
「そのリングをまだ持ってるっていうんです。自分でもすっかり忘れてたんですけど、僕が後日池に拾いに行ったんですって(笑)」
既にその頃からジュエリーを愛する気持ちが芽生えていたのかもしれません!?そんな辻さんのホワイトデーのオススメは…
「やっぱり『リリー』のダイヤモンドですね。『リリー辻』って呼んで欲しいくらいリリー押しなんで(笑)。とにかく綺麗でデザインとサイズと輝きが抜群! その代わり、ホントに大事な人に贈って欲しい。万が一別れるなら、返してもらってください(笑)」
手作りジュエリーのすすめ
内藤秀治さん
スーパーバイヤーの右腕として、GSTVの石の買い付けを統括する、正真正銘の「石ボーイ」内藤秀治さん。もともとはジュエリー職人出身で、奥様へのプレゼントを自分で作ることも多かったといいます。
「昔は嫁が『こういうリングが欲しい』ってデザイン画を書いて、それを作ってあげたりしてました。ビーズのネックレスもよく作ったなあ。」
そんな内藤さんがホワイトデーに提案するのが、手作りジュエリーのすすめ。
「地金からリングを作ろうとすると大変だけど、ビーズのネックレスなら、ワイヤーに通すだけだから簡単。御徒町へ行けば、天然石の本物のビーズがお手頃価格で手に入るし、一石一石心を込めて繋いであげれば、世界に一つしかないオンリーワンのプレゼントに。それが難しいという方は、GSTVで素敵なジュエリーを!」
ホワイトデーにはパールを贈ろう
大松彰さん
確かな知識を武器にジュエリーの素晴らしさを伝えるMC、「宝石王子」こと大松彰さん。
宝石のルースを並べて眺めることが何よりの幸せという、筋金入りの「石ボーイ」ですが、今年のホワイトデーにオススメしたいのは「パール」!
「実はパールが好きな自分に最近気付きまして(笑)。それで真珠の資格(シニアアドバイザー)も取ったんですけど、歴史を勉強していくうちに、すっかり真珠にハマりまして。何千年と続く天然真珠の歴史を、日本人の3人の方が覆したなんて、凄いじゃないですか。日本が誇るアコヤ真珠を、春に向けてプレゼントするのも素敵だと思います」
一周まわって改めてパールに魅了されているという大松さん。
「真珠を着けた女性って、象徴的に美しいじゃないですか。上品でエレガントで。もしかしたら私の理想なのかもしれません(笑)」
OH'CAMEO! イーダーはイイだー!
三沢一章さん
ドイツ・イーダーオーバーシュタインの宝石を30年に渡って日本に紹介してきた三沢一章さん。ホワイトデーの習慣は年齢的に馴染みはないものの(笑)奥様にジュエリーを贈ることはしばしば。でもお悩みもあるそうで…。
「家内は宝石のデザインもやっていたので、こだわりが強く、せっかくプレゼントしても、自分の気に入ったものでないと着けてくれないんです。この前もプレゼントしたカメオを持ってきて、『中石が気に入らないから換えて欲しい』と一悶着。 それを見ていた小学3年生の孫が、男の子なんですけど、『じいじ、コレいいね』っていうんで、そのカメオは孫のものになりました。石が好きなようで、宝箱に色々集めてますよ」
「石ボーイ」のDNAは、お孫さんに確実に受け継がれているようです。
そんな三沢さんのオススメは、やはりカメオ。
「最近はお花モチーフや動物モチーフが評判です。中でもドイツの英雄叙事詩に出て来る『ドラゴン』のモチーフが、女性にも大人気。価格もお手頃で贈り物向きだと思います」
さあ、今年のホワイトデー。大切な人にはジュエリーを。GSTVが応援します!!
この「石ボーイ」たちにも聞きました。
カピル・ミタルさん
娘さんのために作った
原石ペンダント
今年のホワイトデーは、娘さんからのリクエストで、ロードクロサイトの原石を使った、手作りペンダントをプレゼントする予定。原石をそのままペンダントにするのが、キャンディのようで可愛い!と、若い人たちの間で流行中なんだとか。
清水雅弘さん
さすらいのエメラルドハンターは、クールに一言。 「プレゼントにはエメラルド」