(番組ガイド誌「ジュエリー☆GSTV番組表」 2016年8月号掲載)
おしえて!GSTV Vol.2
ご要望編
WEB サイトで購入するときと、電話で購入するとき、ポイントが別だと言われました。どちらのポイントもあわせて使うことはできないのでしょうか?
ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。WEBサイトでお客様登録をされたお客様は同じお客様番号をお電話や店舗でもご使用いただくことができるようになりました。これまでお貯めいただいたポイントも移行いたしますので、お客様サービスセンターまでお電話ください。
見たかった番組を見逃してしまったり、商品の詳細をもう一度確認したいとき、放送が見れると便利なんですが…
WEBサイトのTV番組表から最大2週間分の録画放送がご覧いただけるようになりました。商品ごとの録画放送や録画放送からワンクリックでお買い物など、今後ご利用いただけるように改修も行っております。ますます便利になるWEBサイトもぜひご活用ください。
いつも買うたびに商品のケースが溜まってしまいます。捨てるのももったいないし…もっと簡単に送ってもらうことはできないの?
新しくポーチ包装をご利用いただくことができるようになりました。ご注文時にオペレーターにお申し付けください。また、WEBサイトからも商品ごとに包装をお選びいただくことができます。ぜひご利用ください。
地金編
ジュエリーコメンテーター小山 泰治 さん
GIA GGを取得しジュエリー業界へ。卸から販売まで国内のみならず海外でも幅広いステージで経験を活かす敏腕ジュエラー。
チェーンの各部位の名称を教えて
K18のKって何?
Kはカラットゴールド K18は75%が金
K18のKとは、カラットゴールドの意味で、金の純度を表します。カラットゴールドは24分率で表します。すなわち、K24=純金です。K18は18/24で、75%が金であることを表しています。残りの25%は、割金です。
割金の種類や割合は、金の種類によって異なります。ヨーロッパでは、千分率で打刻するのが一般的です。イタリアンジュエリーなどで、750の刻印があるものは、K18と同じになります。
ちなみに、PTはプラチナ、SVはシルバーです。こちらは千分率で打刻するのが一般的ですので、純プラチナはPT1000という表記になります。
ただ、完全にピュアな状態では加工ができないため、99.9%までピュアであれば、純プラチナ、純金と認められています。表記の基準も改訂されたので、純プラチナはPT999や純PTと刻印されます。日本のジュエリーには純PTと刻印されることが多くGSTVでも、分かりやすいように「純PT」の刻印を主に採用しています。
残りの25%の配合次第でこだわりの金属の色合いを作る
K18の残りの25%は何が使用されているのか、ブランドによって違いはありますが、シルバーや銅、パラジウムなどが一般的です。この刻印に表記されない残りの部分の金属を割金と呼びます。
この割金にどのような金属をどのような配合で使用するかによって金属の色合いが異なります。イエローゴールドやピンクゴールドの色の違いもこの割金によって違いますので同じイエローゴールドでも色が違うぞ?などということもあるのです。ちなみに、ホワイトゴールドは最後にロジウムのメッキを行いますので、ブランドや工場による色の差はあまりありません。
その代わり、割金次第では、金属の伸びや加工のしやすさが変わるので、同じ工場でも製品に合わせて変えています。表には出ませんが、こだわりを込められた25%なのです。
チェーンに使用される地金って、どんなものがあるの?
主な物に、K18YG(K18イエローゴールド)、K18WG(K18ホワイトゴールド)、K18PG(K18ピンクゴールド)、PT850(プラチナ850) があります。GSTVでは、明るい黄色が印象的なK18GG(K18グリーンゴールド) やアンティークなどによく使われているK18CG(K18シャンパンゴールド)、また、純金、純プラチナのチェーンもご紹介しています。
たくさんの加工方法がある地金ジュエリー
そもそも「地金(じがね)」とは、加工の材料となる金属のことです。ダイヤモンド やカラーストーンを使ったジュエリーの金属部分のことも地金といいますが、石を使わず、金属の細工のみで仕上げた チェーンやリング、ピアスなどをGSTVで総称して地金(ジュエリー)と呼んでいます。地金倶楽部のお時間を見ていただくと、地金製品だけでも加工の方法によりたくさんの種類やデザインがあることを感じていただけると思います。
地金ジュエリーはアレンジ次第でカジュアルにも、ゴージャススタイルのアクセントにもなりますので、今年の夏は地金ジュエリーのコーディネートを楽しんでみてください。
※商品番号が掲載されていない商品は、参考商品です。