【私の宝石物語】シンガーソングライター 平原綾香さん≪前編≫

各界で活躍する有名人の方々が、宝石への想いを紡ぎ出す「私の宝石物語」。
今回は、デビュー曲「Jupiter」でミリオンセラーを記録した歌姫、平原綾香さんが登場。 人々の心を震わす神秘の歌声。その裏に秘められた、素敵なジュエリーの物語をお届けします。

平原綾香さん

インタビューに現れた平原さんが、まず最初に見せてくれたのが、歌手の由紀さおりさんから贈られた、パールのネックレス。本誌2月号の由紀さん登場回でも既報のとおり、由紀さんのレコーディングに参加し、そのお礼としてもらったという想い出深いもの。

「レコーディングで歌い終わってOKとなった瞬間に、『いい歌を歌ってくれてありがとね。金メダルよ』と言ってプレゼントしてくださったんです。そういう経験はあまりなかったので恐縮してしまいましたが、そんな風に心を尽くしてくださるって、素敵な方だなと思いました。行きつけの宝石店で、オリジナルで作ってくださったものなんですけど、何にでも合わせやすいので、すごく着けやすいです。ドレスを着て歌う時に着けてますね。」

由紀さんからの金のパールが、新たに仲間入りした、平原さんのジュエリーボックス。そこには、煌めく宝石たちが素敵な想い出と共に、大切に収められています。

「宝石は両親から節目にもらうことが多いんですけど、一番大事にしているのは、19才でデビューした記念に、両親から初めてもらったダイヤモンドのネックレス。純度の高いダイヤモンドで、小さくても輝くんです。すごく嬉しかったけど、そんな高価なジュエリーは初めてだったので、失くしちゃいけないと思ってドキドキでしたね(笑)。」

▲由紀さおりさんからプレゼントされた
パールのネックレス
(ジュエリー写真は全てご本人撮影)

▲デビュー記念にご両親から贈られた
ダイヤモンド

▲いつも身に着けている、お守り代わりの
星型ダイヤのネックレス

そもそもお母様が宝石好きで、ジュエリーをオーダーメイドするのを小さい頃から見て育ち、「いいものを身に着けなさい」と教わったという平原さん。

「いい石を着けると、自分も高まるし、悪いものもはね返してくれる気がします。宝石って、着けてきれいになるだけじゃない、身を守ってくれるお守りのような存在でもあると思うんですよね。」

そんな平原さんが31才になった現在、いつも身に着けているのが、愛してやまないブランド、シャネルのダイヤモンド。

「デビューの時にもらったダイヤは、お守りとしてずっと着けてたんですけど、今は、去年の31才の誕生日に両親からもらった、シャネルのダイヤモンドに変わりました。これはココ・シャネルの特徴的な星の形だそうで、聞いたところによると、ココ・シャネルは貧しかった頃、自分のベッドの天井に、この星のマークを自分で描いて、その星に毎晩お祈りしてたんですって。
きっとデザイナーとして成功する夢を、星に託していたんでしょうね。そういうお話を店員さんから両親が聞いたみたいで、『これは歌の願いが叶うネックレスです。たくさん夢を叶えてね』と書かれた母からの手紙が添えられていて、とても嬉しかったです。今はこのダイヤが、私のお守りですね。」

ダイヤモンドの星に込める『歌への願い』。その想いが通じたのでしょうか、早速叶ったのが、先月27日に発売された9枚目のアルバム「LOVE」。平原さんが熱望した、豪華アーティストからの楽曲提供が実現したといいます。

「中島みゆきさんや玉置浩二さん、財津和夫さん、徳永英明さんなど、日本を代表するアーティストの方々に、『愛』をテーマに素晴らしい楽曲を作っていただきました。19才でデビューして31才になった現在まで、あまり歌ったことのない、大人の愛の歌も収録されているので(笑)、ぜひ沢山の方に聴いて欲しいですね。』

愛の歌が詰まった、素敵な新アルバム。星のダイヤのお陰かもしれませんね!?
次号の後編では、ジュエリー失敗談など、平原さんを彩る宝石の裏話をご紹介します。お楽しみに!

最新アルバム「LOVE」

▲最新アルバム「LOVE」

平原綾香さん プロフィール

1984年東京生まれ。
2003年、ホルストの組曲「惑星」の「木星」に日本語詞をつけた「Jupiter」でデビューし、ミリオンセラーを記録。一躍、若手実力派アーティストの代表となる。デビュー以来、シングル31枚、カヴァー、ベスト盤を含むアルバム17枚を発表。2016年4月27日にリリースされた最新アルバム「LOVE」が絶賛発売中。5月21日の和光市民文化センターを皮切りに、7月31日まで全国ツアーを開催。秋にはアコースティックスタイルのツアーも予定されている。

番組ガイド誌「ジュエリー☆GSTV番組表」 2016年5月号掲載)

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